連休明けの晴天の一日、絶好の画廊巡り日よりです。
7日(月)から開催された個展で見てみたいとチェックした件数が11件、実際に回った件数は9件でした。疲れた一日でもありました。
松崎綾子展(グラフィカbis)→武田あずみ展(十一月画廊)→辰野登恵子新作版画展(シロタ画廊)→triot(銀座スルガ台画廊)→メルヴェイユ展(銀座アルトン)→荒木享子展(ギャラリーしらみず美術)→大久保美里展(Oギャラリー)→波多野香里展(GALLERY b TOKYO)→生命いきものたち(アートスペース羅針盤)→越智波留香展(ギャラリー坂巻)
sutekini life style アート散歩_松崎綾子展_グラフィカ bis

松崎綾子展
会期:2012年05月07日(月) ~12日(土)
会場:銀座・ガレリア・グラフィカ bis

DM から 「五月の啓示」
今年、東北芸術工科大学大学院日本画領域を修了した若手日本画家である。

会場表面には、大学院時代に描かれた大作が展示されている。

3連作品 (作家の承諾を得て撮影しました)

私が関心をもった作品
昨年1月の十一月画廊での個展でも大作が展示されていた。
その時は、作品を拝見して印象に残るものがあり、将来楽しみな作家が現れたなと思った。
今展では、モチーフである独特の人物像であるが、しっとりした色彩で金、銀箔を用いた作品もあるが、全体に落ち着いた作品に仕上がっている。
人物(人物同士)の表情などよく表現されている作品である。
次回、11月の個展(十一月画廊で開催)が楽しみでもある。
sutekini life style アート散歩_武田あずみ展_十一月画廊

武田あずみ展
会期:2012年05月07日(月) ~19日(土) 12:00~19:00 日・休
会場:銀座・十一月画廊
武田あずみさんは、昨年、京都造形芸術大学大学院を終了した若手作家である。

DMを見て、この個展は、是非見に行かなければと思い訪ねてみた。
期待通りの作品を拝見できた。
作品タイトルには長めの文書が書かれている、文学的才能も兼ね添えた作家だ。
DMにもなっている「やっかいなはなし:夢見る夫人の話」(銅版) は人物の感情を十分にだした豊かな表現、右手にタバコを左手にTVのリモコンを持って椅子に腰かけているご婦人の表情、特に顔の表情には、ちょっと「笑い」も、それに負けじとそばにいる「犬」の表情も面白い。
感情豊かな作家が描く作品からは、滑稽さも伝わってくるユニークな作品だ。
これからが楽しみな作家さんだと思います。

展示会場の作品-1 (画廊の承認を得て撮影しました)

作品-2

作品-3

作品-4

作品-5
初めて見る作品ですが、展示作品につけられた赤丸の多さに驚きを感じた。
期待できる作家であると思います。
sutekini life style アート散歩_辰野登恵子展 _シロタ画廊

辰野登恵子展 -新作版画展-
会期:2012年05月07日(月) ~19日(土)
会場:銀座・シロタ画廊

DM から
AIWIP-25 Lithograph 63.2×81,2cm 2012
昨年9月、銀座・資生堂ギャラリーで「辰野登恵子展 抽象-明日への問いかけ-」でリトグラフの作品が16点、油彩画が4点 計20の作品を拝見させていただきました。
今展では、新作9点と、昨年の資生堂ギャラリーでの作品も数点展示されていた。
この新作は、昨年に続き今年もパリの版画工房IDEMに約1カ月滞在し本格的な石版によるリトグラフを制作したとお聞きしています。
モチーフである一貫しての抽象表現からは奥行きの深い、そして揺らぎの空間を感じさせてくれる。AIWIP-21、-22.-25、-26、-27の5作品が良かった。
sutekini life style アート散歩_triot_銀座スルガ台画廊

triot
会期:2012年05月07日(月) ~12日(土)
会場:銀座スルガ台画廊

3人のグループ展 triot を 銀座スルガ台画廊で見てきました。

何か新しい発見ができるか、感動する作品を見ることができるのか楽しみで訪ねてみました。
乾 露予・庄内千恵・西尾 早苗 の3名の作家による競演です。
大学はそれぞれ違うようですが、お仲間の3人展です。
3人の個性ある作品を拝見することができました。
sutekini life style アート散歩_メルヴェイユ展Vol.Ⅴ_銀座アルトン

メルヴェイユ展
会期:2012年05月11日(金) ~19日(土) 11:00~18:00 土・17:00 日・休
会場:ギャラリー銀座アルトン
5回目となる画廊企画「メルヴェイユ展」を観てきました。

出品作家は写実系の有名作家で、それぞれ小作品数点づつの展示です。
卯野和宏/大路 誠/大友義博/片桐 剛/木下敏彦/小林聡一/茶谷雄司/中尾直貴/永瀬美緒/西田陽二疋田正章/舟木誠一郎/松村卓志/三木はるな/山本大貴/山本雄三/湯山俊久(五十音順敬称略)
初日の午後のお伺いしましたが、すでに大半が売却済の印がつけられていました。
私には、すでに手の届かない作品ばかり、欲しいなと思う作品もありますが、ここは目の保養と思い拝見させていただきました。
sutekini life style アート散歩_荒木享子展_ギャラリー・しらみず美術

荒木亨子展
会期:2012年05月08日(火) ~18日(金) 12:00~18:30 最終日17:00 日・休
会場:銀座・ギャラリー・しらみず美術

はじめて拝見する作家の作品です。
花や花瓶などがモチーフになった作品からは落ち着いた穏やかな感じを受ける。
sutekini life style アート散歩_大久保美里展_Oギャラリー

大久保美里展
会期:2012年05月07日(月) ~13日(日)
会場:銀座・Oギャラリー

大久保さんは、昨年、多摩美大学院を修了された若手作家です。
昨年、Oギャラリーで開催された「選選展」で、又6月にはgrafica bisでの個展で作品を拝見しています。
今展は、送られてきたDM作品から是非拝見したいと訪ねて観ました。
共通しているモチーフは、大粒の雨が降っている。瓶には水(青色)が入っている。人物がいる。
個展サブタイトルは、- 瓶にまつわる物語 -となっている。
はたして人物は何を語ろうとしているのか?
背景色の濃いブルーが作品を引き立てている。私の好きな色が3点壁面に展示されている。
木版のソフトな感じとベニヤの木目がが移しだされた作品が印象に残る。
sutekini life style アート散歩_波多野香里展_GALLERY b TOKYO

波多野香里展
会期:2012年05月07日(月) ~12日(土)
会場:京橋・GALLERY b TOKYO

昨年5月に作品を拝見している、インパクトの強い作品が印象に残る。

今展でも、何か不気味さがある強烈なインパクトの強い作品に目を奪われる。
この作家は、観る側に何を訴えようとしているのか? 観る側はどう感じればよいのか?画面では、死が迫ってくるであろう栄養失調になった女性、あばら骨がくっきりと見える。
痛々しさ、何とかしなければ…
考えさせられる作品。
sutekini life style アート散歩_生命 いきものたち_アートスペース羅針盤

生命 いのち いきものたち
会期:2012年05月07日(月) ~12日(土)
会場:京橋・アートスペース羅針盤

西谷 拓磨/伊藤 香奈/高橋 聡子/足立 正平/前川 幸市/松井 直友 の6人の作家によるコラボレーション6人展
グループ展のタイトルは、「生命(いのち) いきものたち」
”いくつもの個性が響き合って紡ぎ出す 生命のカタチ”とDMの表紙に書かれています。
会場入り口には、暖簾が掛けられお祭り会場に来た感じがします。
それぞれ個性的な作品が多数展示されていました。
そんな中で、どこかで見た作品が展示されていた。それはギャラリーゴトウで拝見した「伊藤香奈」さんの作品です。
作品を一目見て伊藤さんの作品だと分かりました。
花の中にハクビシンやカラス、フクロウなどの動物が潜んでいました。綺麗な作品です。
佐藤さんが在廊されており。お話をすることができました。
会場入り口の暖簾は佐藤さんの作品で染物で制作したとか、器用な作家さんです。
sutekini life style アート散歩_越智波留香展_ギャラリー坂巻

越智波留香展
会期:2012年05月07日(月) ~19日(土) 12:00~19:00 最終日17:00 日・休
会場:京橋・ギャラリー坂巻

DM から 「風」1120×1620㎜ 三椏紙、胡粉、墨、雲母
DMが送られてきました。拝見した作品から何か期待できるかもと訪ねてみました。
―水の記憶― 2011年作家コメント
作品全体的なテーマは、日常を包み込む、静かで絶え間ない時間の流れです。
時間を、流れ続ける川や、降り続ける雨と重ね合わせて表現しました。
─廻るもの─ 2012年作家コメント
絶え間なく廻る雨や風と時間の流れとを重ね合わせ、日々がそれらに包まれて静かに在るさまを描きたいと思いました。
今回も、静かな時の流れが、優しいタッチで表現されています。(画廊側コメント)
まるで水墨画のようなモノトーンで静かな景色(?)を表現する作家である。
朝もやの中に建物の屋根がぼやけて映し出される光景からは、静かな時に流れを感じさせてくれる。